9カ月ぶり復帰戦へ 鍵山優真はジャンプ苦戦も修正 公式練習・フィギュア全日本

 本番に向け調整する鍵山優真(撮影・高部洋祐)
 本番に向け調整する鍵山優真(撮影・高部洋祐)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、東和薬品ラクタブドーム)

 23日に行われる男子ショートプログラム(SP)を前に、公式練習が行われた。北京五輪銀メダルで左足首の故障から実戦復帰する鍵山優真(19)=オリエンタルバイオ・中京大=は、SPの曲をかけた練習で4回転サルコーを転倒、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で回転が抜けるなど、ジャンプに苦戦。しかし、練習中に修正し、着氷する場面も見られた。

 8月末に「左距骨疲労性骨障害、左腓骨(ひこつ)疲労骨折」と診断され、今季はここまで欠場しており、約9カ月ぶりの実戦復帰となる。前日の練習後には「リンクに着いた時からちょっと緊張していた。試合の空気感や氷の感触をつかむまで時間がかかった」と話していた。

 男子SPは23日16時22分から行われる。鍵山は最終30番で滑走する。

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