GPF2位の山本草太 悔恨SP3位も「それがスケート人生かな」4Sが2回転に 哀愁「イエスタデイ」
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「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日、東和薬品ラクタブドーム)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナル銀メダリストで、初優勝を狙う山本草太(22)=中京大=は86・89点をマークし、3位発進となった。
SP「イエスタデイ」にのって、4回転トーループ-3回転トーループを完璧に成功させたが、続く4回転サルコーは2回転となってしまう痛恨のミス。最後のトリプルアクセルはしっかり着氷させた。自身の人生と重なるという歌詞を体現し、哀愁漂う滑りをみせた。
SP後は「ジャンプの感覚は悪くなかったが、悪い癖が出た。素直にすごく悔しい。サルコーの直後は『あーっ』と声が出た。やっちゃったーという気持ちだった」と語り、「いつもうまくいくわけじゃないけど、それがスケート人生かな。フリーではやってきたことを出し切りたい」と、25日のフリーを見据えた。