レスリング選考会で波乱続出!五輪金メダルの川井友香子、志土地真優が準決勝で敗退
「レスリング・全日本選手権」(24日、東京・駒沢体育館)
24年パリ五輪日本代表の1次選考会として行われたが、波乱が続出した。女子53キロ級は、21年世界女王の藤波朱理(19)=日体大=が自身の公式戦連勝記録を105に伸ばし、25日に行われる決勝に進出。一方のブロックでは、東京五輪金メダルの志土地真優(旧姓・向田、25)=ジェイテクト=が、元世界女王の奥野春菜(23)=自衛隊=に1-3で敗れた。
また、女子62キロ級では、東京五輪金メダルの川井友香子(25)=サントリービバレッジソリューション=が、世界選手権59キロ級代表の元木咲良(育英大)に2-9で敗れて準決勝敗退。川井は10月に痛めた腰のけがが再発し、医務室に直行した。同階級で22年世界女王の尾崎野乃香(19)=慶大=は優勝に王手を懸けた。
今大会の覇者は、来年6月の明治杯全日本選抜選手権も優勝すれば同9月の世界選手権代表となり、勝者が異なる場合はプレーオフを実施。来年の世界選手権で3位以内に入れば、パリ五輪代表に決まる。