須本光希が今季限りで引退 フリー後、涙「バナー揺れているのを見て、思わず」 元全日本ジュニア覇者

 演技終了後、悔しがる須本光希(撮影・高部洋祐)
 フィニッシュのポーズを決める須本光希(撮影・高部洋祐)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、東和薬品ラクタブドーム)

 男子フリーが行われ、4年連続7度目の出場でショートプログラム(SP)23位の須本光希(21)=関大=は、フリー111・33点、合計172・40点だった。須本はこの試合が最後の全日本選手権で、今季限りでの引退を表明した。

 キスアンドクライで思わず涙をこぼした須本は「(名前を書いた応援の)バナータオルが揺れているのを見て思わず泣いてしまった」と明かした。2017-18年シーズンには、全日本ジュニア選手権優勝、ジュニアGPファイナル3位など活躍した。来春の大学卒業とともに、現役を引退するという。

 昨年にも引退を考えていたが、「(今年の)全日本が大阪だというのもあってあと1年と決断した。SP、フリーとも最後まで滑り切れてよかった」と話した。今後もスケートに関わることになるという。

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