早大 明大に雪辱星!2大会ぶり準決勝進出 主将・相良昌彦「成長見られた」
「ラグビー・全国大学選手権・準々決勝、早大27-21明大」(25日、秩父宮ラグビー場)
準々決勝4試合を行い、早大(関東対抗戦3位)が明大(同2位)を破り2大会ぶり4強。来年1月2日の準決勝(国立)では京産大と対戦する。
伝統の早明戦にふさわしい接戦を早大が制し、2大会ぶり4強を決めた。対抗戦の慶大戦での右脚負傷から復帰戦となった主将のフランカー相良昌彦(4年)は「成長が見られた。本当にうれしいです」と安堵(あんど)の表情だった。
2大会連続の明大との準々決勝で昨季は15-20で敗れた。今季の対抗戦でも21-35と敗北した相手にリベンジを遂げた。「(年越しが)去年までは当たり前だった。それが当たり前ではないと認識できて慢心がなくなった」。苦い経験がチームを引き締めていた。
試合ではCTB吉村紘(4年)が40メートル超えPGを2連続成功させるなど勝利に貢献した。大田尾竜彦監督(40)は「(チームの)実力は伸びてきた」と評価。3大会ぶり優勝へ早大が成熟しつつある。