藤波朱理「攻めは最大の防御と思ってやっている」【一問一答】
「レスリング・全日本選手権」(25日、駒沢体育館)
パリ五輪代表1次選考会として行われた。女子53キロ級決勝は、2021年世界女王の藤波朱理(19)=日体大=が元世界女王の奥野春菜(自衛隊)を5-0で破り、3連覇でパリ五輪への第一関門を突破。自身の連勝記録を106に伸ばした。
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-勝因は?
「これまでで一番の仕上がりという自信があった。けがや試合に出られない期間があって、不安もプレッシャーもあったが、勝ち切れて良かった」
-けががいい経験になったと言えるか?
「はい。すごく苦しかったが、今思えば良かった。まだ厳しい戦いが続くが、まずはこの大会に勝つことが大事と思っていたので」
-試合内容は?
「もっと練習していた技があったので出せなかったのは反省。ビデオを見て、また一から強くなっていきたい」
-相手も対策してきたが。
「対策されているのは想定内だった。それを上回れるように練習してきたので」
-3戦を無失点。
「意識してないが、攻めは最大の防御と思ってやっている」
-パリ五輪への思いは?
「小さい時から目指していた場所。目指せることもありがたい。パリ五輪の53キロ級で優勝するのは自分だという強い目標を持って成長していきたい」