豊昇龍 自己最重量146キロも「重い感じなかった。これくらいで十分」

 大相撲の関脇豊昇龍(立浪)が28日、都内の部屋で稽古し、初場所(来年1月8日初日、両国国技館)に向けて「体の準備は十分にやっている」と意気込みを口にした。

 今年は全6場所で勝ち越し、九州場所では11日目に単独トップに立った。初優勝こそ逃したが「ちょっと自信になりましたね」と手応えを得た。

 この時期は1日おきに相撲を取るペースで調整しており、この日は基礎運動とぶつかり稽古で胸を出すにとどめた。午後は部屋のジムでのトレーニングが日課。体重は8月から6キロアップの146キロになり「体の重い感じはなかった。もう、これくらいで十分。厚みが出た。いいんじゃないですか」と理想のボディーを手に入れつつある。

 2018年に初土俵を踏んだ初場所は「結構好きですよ。思い出す」という豊昇龍。2桁勝利や今後の大関とりへ「頑張りたい」と意欲を示し「今年よりいい年にしたい」と2023年のさらなる活躍を期した。

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