桃田賢斗が4強入り レシーブ光った!主導権渡さず完勝「充実感ある」

 4強入りを決めた桃田賢斗
 男子シングルス準々決勝で勝利し、観客の拍手に応える桃田賢斗=武蔵野の森総合スポーツプラザ
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 「バドミントン・全日本総合選手権」(28日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 各種目の準々決勝が行われた。男子シングルスは東京五輪代表の桃田賢斗(28)=NTT東日本=が大林拓真(トナミ運輸)を2-0で下し、4強入りを決めた。

 桃田らしいレシーブが光った。強打を平然と返し続け、逆をつかれても素早く体を切り替えして反応。主導権を一度も渡さずに完勝した。20年に交通事故に遭い右眼窩(がんか)底骨折をしてからは、国際大会で結果を残せずもどかしい日々が続いている。日本の頂点を目指す戦いに「(感覚のよさは)いつ以来か分からない。これだけシャトルを返せたのは久しぶり。充実感がある」と復調の予感に頬を緩ませた。

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