開志国際 福岡第一の3冠阻み、新潟県勢初優勝 1年生・平良が怒とうの3P4連発
「バスケットボール・全国高校選手権・決勝、開志国際88-71福岡第一」(29日、東京体育館)
ウインターカップ男子決勝が行われ、開志国際(新潟)が、高校総体、U18トップリーグと合わせて3冠を狙った福岡第一(福岡)を88-71で下し、新潟県勢初優勝を果たした。
第1Qは22-27と福岡第一にリードを奪われたが、第2Qに1年生のSG平良宗龍が3Pシュートを4連発で決める活躍で逆転。一気にリードを奪い、前半を47-36で折り返すと、後半も突き放して、頂点に立った。
開志国際は今夏の高校総体決勝で福岡第一に1点差で敗れており、冬の祭典で見事にリベンジを果たした。
日本代表の司令塔・富樫勇樹(千葉)の父で、開志国際のヘッドコーチを務める富樫英樹氏は「子供たちのおかげで勝たせてもらいました。インターハイでは本当に悔しい結果で、願わくば、福岡第一さんと決勝で戦いたいと思っていた」と、涙を浮かべながら、喜びを語った。
チームトップの30得点をあげた介川アンソニー翔は「最高です。絶対優勝するぞという気持ちで戦った。(開志国際のバスケは)とても楽しいバスケです」と、語った。