体操男子で五輪金メダリストの内村航平さんが30日、3月の現役引退後では初めて自らが演出するイベント「体操展 動く芸術」を北九州市立総合体育館で開催した。身体動作の美しさや、面白さを前面に出した演目で観客約2300人を魅了し「思いが形になったと思う。僕が命懸けでやってきた体操を見に来てくれて感謝している」と熱く話した。
元トップ選手の白井健三さんや村上茉愛さんらも参加。ラジオ体操の動きを難しくアレンジした「スーパーラジオ体操」では、音楽に合わせて開脚ジャンプや宙返りを涼しい顔で次々に決めた。
内村さんが現役さながらの演技を披露すると盛り上がりは最高潮に。