京産大は初の決勝進出ならず 早大に1点差で敗れる 大学選手権・準決勝

 後半、敵陣に突進しトライを奪う京産大・ラウシー(撮影・開出牧)
 後半、トライを決める京産大・フナキ(撮影・開出牧)
 早大に惜敗し悔しがる京産大フィフティーン(撮影・開出牧)
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 「ラグビー・全国大学選手権・準決勝、早大34-33京産大」(2日、国立競技場)

 京産大は初の決勝進出を逃した。昨季に続き、またしてもベスト4で敗退した。

 接戦だった。前半9分にSO西仲隼(4年)がPGを決めて先制。3-3の同20分にトンガ出身WTBシオネ・ポルテレ(1年)が184センチ、115キロの体格を生かして相手ディフェンス2人をはね飛ばしトライを奪った。

 だが、10-10の同30分に逆転トライを許し、10-17とリードされた。西仲が同40分にPGを返し、13-17と4点差で折り返した。

 後半2分、ロックのアサエリ・ラウシー(4年)のトライ(G成功)でリードを奪い返し、同10分は西仲のPGで23-17。それでも同14分にトライ(G成功)を決められ23-24と再び勝ち越された。

 同24分にPGでもう一度逆転したが、同27分にトライを返され、同33分には決定的なPGを許した。最後は猛攻を見せたものの33-34で敗れた。

 関西勢では2020年度に優勝した天理大以来2大会ぶりの王手とはならなかった。

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