帝京大 圧巻11Tで連覇に王手 松山主将「チーム全員が隙を作らず気を抜かず」徹底

 「ラグビー・全国大学選手権・準決勝、帝京大71-5筑波大」(2日、国立競技場)

 2試合が行われ、帝京大(関東対抗戦1位)は筑波大(同5位)を71-5で圧倒し、連覇での11度目優勝に王手をかけた。早大(関東対抗戦3位)は関西王者の京産大に34-33で競り勝った。決勝は8日に国立競技場で行われる。

 わずかな隙も見せなかった。帝京大が11トライの横綱相撲で連覇に王手をかけた。スクラムなどで優位に立つと、圧巻は前半34、36、38分の3連続トライ。バックス陣の突破でたたみかけ、一気に31-5と突き放した。後半も攻撃の手を緩めず、6トライを加えた。

 前回大会は準決勝・京産大戦で後半途中までリードを許す苦戦。フッカー江良颯(3年)は「油断していないと思っていても油断があった」と教訓となった一戦を振り返る。主将のCTB松山千大(4年)は「チーム全員が隙を作らず気を抜かず、そこを徹底したことで今日の結果になった」と違いを挙げた。

 80分間、高い集中を保ち続けられるのが王者の強み。「しっかり勝ちきって日本一になりたい」と松山。油断も慢心もなく、早大との決戦に臨む。

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