天理 18大会ぶり4強!逆転トライの1年生・内田は「生まれてもいないし実感ない」
「全国高校ラグビー・準々決勝、天理8-5長崎北陽台」(3日、花園ラグビー場)
天理がロースコアの激戦をものにして18大会ぶり4強入りした。抜てきの1年生、WTB内田旬が大仕事。3-5の後半12分、ラックから右へ展開。最後は内田がボールをつかみ、相手DFを豪快に突破しトライを奪った。
「思い切って、自分しかいないと思って飛び込んだ。うれしかった」と笑顔。同じ1年生のWTB飛峪龍馬が負傷で欠場となり、前日にスタメンを聞かされた。「(飛峪とは)同じAチームで一緒にやってきた」と、巡ってきたチャンスで結果を出した。
前回4強入りは2004年。「1年生で本当にいい環境でできている。(18年ぶりは)生まれてもいないし実感はないです」と内田は苦笑いした。