富士通が2年連続7度目の日本一 パナソニック下しライスボウル連覇
「アメフト・ライスボウル、富士通29-21パナソニック」(3日、東京ドーム)
富士通がパナソニックを下し、2年連続7度の日本一に輝いた。昨季から社会人Xリーグの優勝決定戦を兼ねて行われ、昨年に続いてパナソニックを下した。
相手に2TDを先行される苦しい立ち上がりとなったが、第2Qに反撃を開始。6分37秒にK納所幸司が30ヤードのFGを決めてまず3点を返した。
さらに前半残り約4分、敵陣34ヤードの好位置からの攻撃で、RBトラショーン・ニクソンの力強いランプレーで前進。最後は9分59秒、ニクソンの12ヤードのTDランなどで7点を奪い10-14で前半を折り返した。
後半も先にTDを奪われるなど10-21とリードされたが、粘り強く反撃。第3Q9分1秒にRBニクソンのTDで6点を返し16-21とした。さらに第3Q終了間際の11分57秒、QB高木翼からWR小梶恭平へのTDパスが決まって22-21と逆転に成功した。
その後もDB高岡拓稔のインターセプトで相手の攻撃権を奪うなど、攻守で圧倒。第4Q8分41秒にはRBニクソンがこの日、三つ目のTDランを決めるなどし、29-21と突き放した。