“山の神”神野大地が箱根を総括「山を制する者が箱根を制すって格言もありますけど」

 青学大OBで「3代目山の神」と呼ばれた神野大地(29)=セルソース=が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。2、3日に行われた箱根駅伝を振り返った。

 神野はまず「駒沢大の優勝、3冠、本当におめでとうございます」と祝福。「今回の駒沢大学は、大八木監督も選手達に優勝させてあげたい、選手達も大八木監督を優勝させたいという気持ちが、すごく噛み合っていたと思う。明るくてすごくいいチームだなと感じた」と分析し「大八木さんってどちらかというと厳しい監督。選手達とワイワイする光景ってなかったけど、ここ数年で大八木監督も指導の仕方を変えたというのはいろんなニュースで見る。今の子供達にあった指導をするようになったことは、今の駒沢の強さにも繋がっているだろうという感想を持ちました」と振り返った。

 また「最終的に振り返って思うのは、6区が全てだったかなと」と神野。「追う中大はあそこで詰めたかった」とし「あの6区で1年生の伊藤選手が、初めての箱根駅伝だったけど攻める気持ちで、そこで区間賞を取って差を詰められなかったことが、7区以降の選手の走りに繋がったと思う。復路のMVPを一人あげるとするなら伊藤選手」と、1年生ながらチーム唯一の区間賞と力走した駒大・伊藤蒼唯を絶賛した。

 また「1年生を5区6区に使うのはかなり不安だったと思うし怖さもあったと思うけど、適材適所の区間配置、監督の、選手の力を見抜く配置が駒沢の優勝に繋がったと思う」と大八木監督に敬意を表した。

 母校・青学大については「全体を振り返ると総合で7分14秒差。5、6区の差を足すと7分4秒差なので、結果だけ見ると山で駒沢に負けた。結果だけ見ればですけどね」と分析。「あらためて山の重要性、『山を制する者が箱根を制す』って格言もありますけど、その言葉どおりの結果になった」と振り返った。

 その他、各大学の分析や来年の100回大会への期待も語っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス