宇野昌磨がキレキレ“初滑り”アイスショーで観客魅了 3月・世界選手権へ意気込みも
フィギュアスケートのアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」が4日、名古屋市のガイシプラザで行われ、世界王者の宇野昌磨(25)=トヨタ自動車=らトップスケーターが演技を披露した。
宇野が“初滑り”から魅了した。オープニングでは黒のジャケット姿で登場し、代名詞の「クリムキンイーグル」を披露。序盤から観客を盛り上げた。
ショーの後半で再び登場した宇野は、19-20、20-21シーズンのショートプログラム(SP)曲「グレート・スピリット」を熱演。4回転トーループを着氷するなど、ジャンプもキレキレだった。アンコールでは今季のフリー曲「G線上のアリア」を披露した。
昨年はGPシリーズで2連勝し、GPファイナルを初制覇。12月の全日本選手権も制した。3月には世界選手権(さいたま)を控えるが「昨年はすごく大きな年となりました。これからも自分にできることを精いっぱいやりたいと思います」と意気込んだ。