元豊ノ島・井筒親方が退職 タレント転身 今年40歳「思い切ってやってみようかなと」

 日本相撲協会は4日、元関脇豊ノ島の井筒親方(39)が同日付で退職したと発表した。

 都内で取材に応じた井筒親方は、今後は個人事務所を立ち上げてタレント「豊ノ島」として活動していくことを表明。昨年九州場所後に決断したといい「現役時代からメディアにも出させてもらって、やってみたいという思いもあった。今年40歳になるので、思い切ってやってみようかなと。相撲が大好きなので、相撲の素晴らしさをいろんなところで広く伝えていきたい」と抱負を語った。

 豊ノ島は2002年初場所で初土俵を踏み、身長170センチほどの小兵ながら三役を13場所務めるなど活躍。20年春場所後に現役を引退し、年寄「井筒」を襲名。時津風部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていた。

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