錦富士 痛恨の「勇み足」で初日黒星 行司軍配差し違えで白星逃す

 錦富士(右)の勇み足で勝利した竜電(撮影・吉澤敬太)
 錦富士(上)の勇み足で勝った竜電(下)。中央は翠富士(撮影・吉澤敬太)
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 「大相撲初場所・初日」(8日、両国国技館)

 前頭四枚目錦富士(伊勢ケ浜)が痛恨の勇み足で、初日黒星発進となった。

 同五枚目竜電(高田川)との対戦。錦富士が足を絡めながら攻め立て、最後は竜電の体を横から押し上げるように寄り切ったかと思われた。だが、物言いがつき、錦富士の左足が土俵の外に先についたとして、勇み足で行司軍配差し違えとなった。

 NHKの中継で解説を務めた元横綱・北の富士氏は「これは私も2回、3回勇み足したこともあるけど、もう悔しいもんだ」と錦富士の心情を思いやった。

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