早大 決勝最多73失点で完敗「力の差を感じた」3年ぶり選手権優勝ならず

 帝京大に完敗しがっくりの早大フィフティーン(撮影・金田祐二)
 帝京大に敗れ、優勝を逃した早大フィフティーン(撮影・伊藤笙子)
 後半、タックルを受け倒される早大・岡崎颯馬(撮影・金田祐二)
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 「ラグビー・全国大学選手権・決勝、帝京大73-20早大」(8日、国立競技場)

 早大が、帝京大との対抗戦での敗戦の借りを返すことはできなかった。前半は28対12で折り返したが、後半に7トライを奪われ、決勝最多失点となる73失点、点差も最大の53点差で3年ぶり17度目の選手権優勝を逃した。

 フランカーの相良昌彦主将(4年)は「悔いが残らないようにしっかり1年間、やってきて、今週1週間いい準備はしてきたが、やっぱりラグビーは接点とセットプレーで負けたら勝てない。そこは帝京の方が1枚も2枚も上だった」と完敗を認めた。

 前半20分までに2トライを奪い、中盤までは互角の戦いを見せたが、大田尾竜彦監督は会見の冒頭で「力の差を感じた」と潔く振り返った。勝敗の分岐点としては、前半終了間際にSO高本幹也(4年)、WTB高本とむ(3年)に突破を許されての2トライを悔やんだ。「前半うまく戦っていたら、違ったかなと思いましたけど、そこじゃない部分でも力の差を感じた」と振り返った。

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