東大初の力士、須山が卒論完成 稽古と両立、4万字の力作に
東大初の力士で、西序二段45枚目の須山(木瀬部屋)が今年最初の一番を白星で飾った。昨年11月の九州場所後から卒業論文の執筆に励み、年明け5日に完成。稽古との両立で連日4、5時間にわたり、4万字に及ぶ力作を仕上げた。「大変だったけど何とかできた」と一息つき、体重は2キロ減ったという。
先場所は序ノ口デビューから3場所目で初めて負け越し。今年の目標に幕下昇進を掲げ「部屋には便宜を図ってもらって、大学にも通わせていただいた。より集中して頑張りたい」と土俵でのさらなる精進を期した。