“日本一速い監督”立大・上野裕一郎監督は長野県から 都道府県対抗男子駅伝出場選手発表
第28回全国都道府県対抗男子駅伝(22日、広島市平和記念公園前発着。7区間=48キロ)の出場選手が11日、発表された。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2021、22年大会が中止となり、3年ぶりの開催となる今大会。1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝競走で立大を55年ぶりの出場へと導いた、上野裕一郎監督(37)が長野県に名を連ねた。
“日本一速い監督”こと上野監督は、2017年大会で最終7区(13キロ)を務め、長野県の7度目の優勝に貢献するなど、今大会とのゆかりは深い。また、箱根駅伝でエース区間の“花の2区”を走り、2年ぶり8度目の総合優勝に貢献した駒大の大黒柱、田沢廉(4年)は青森県。2区で田沢を上回る区間2位と好走した青学大のエース、近藤幸太郎(4年)は愛知県から出場する。
大会は7区間で行われ、1区(7キロ)、4区(5キロ)、5区(8・5キロ)は高校生。2区(3キロ)、6区(3キロ)は中学生。3区(8・5キロ)、7区(13キロ)は社会人・大学生が走る。21日に各チームからオーダーが提出され、レース当日の変更を受け付けて最終オーダーが確定する。
前回2020年大会は長野県が8度目の優勝を果たし、2位は兵庫県、3位は埼玉県だった。