女子テニス元世界ランク１位の大坂なおみ（２５）が１１日、自身のインスタグラムとツイッターを更新し、妊娠したことを発表した。胎児のエコー写真とみられる画像とともにコメントを添え、「将来たくさん楽しみなことがあって、その１つは自分の子供が私の試合を見て『あれが私のママだよ』と誰かに言うこと」などと喜びと希望を表現。コメント欄には祝福が相次いだ。

　テニスの四大大会の主催者もそれぞれ、大坂のツイートに返信する形で祝福。全米オープンは「おめでとう！ナオミ！」、全豪オープンも「おめでとう！オーストラリアから大きなハグを」とつぶやいた。ウインブルドン、全仏オープンはハートマークで祝意を示した。このほかＷＴＡなども祝福メッセージを送っている。

　子供の父親については触れられていないが、米ビルボード誌は交際が報じられてきた米人気ラッパーのコーデーの代理人が、コーデーが父親であることを認めたと報じ、コーデーが立ち上げたレーベル「Ｈｉ　Ｌｅｖｅｌ」もインスタグラムのストーリーで大坂の投稿を引用する形で祝福した。

　大坂は２４年１月の全豪オープンには出場する意向を示し「２０２３年は色々と勉強する１年になる。来年の年明けからまた皆さんに会いたいです」とつづった。

　大阪は昨年９月の東レパンパシフィック・オープンを最後に実戦から遠ざかっており、１６日開幕の全豪オープンの欠場も発表していた。