大坂なおみ妊娠公表 不振から一転、出産が発奮材料になる!?
女子テニスの元世界ランキング1位で四大大会通算4勝の大坂なおみ(25)=フリー=が11日、自身のSNSで第1子を妊娠したことを公表した。
テニスの四大大会の主催者もそれぞれ、大坂のSNSに返信する形で祝福。全米オープンは「おめでとう!ナオミ!」、全豪オープンも「おめでとう!オーストラリアから大きなハグを」とつぶやいた。ウィンブルドン、全仏オープンはハートマークで祝意を示した。このほか女子テニス協会(WTA)なども祝福メッセージを送っている。
出産後の現役復帰の意向を示している大坂。テニス界ではセリーナ・ウィリアムズ(米国)やビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が出産後に復帰を果たしたが、トップ戦線で再び、輝きを取り戻すことは一筋縄ではいかない。
ツアー通算73勝を誇るS・ウィリアムズですら、2017年9月に35歳で長女を出産した後はわずか1勝。四大大会制覇は、妊娠中だったという17年の全豪オープンが最後だ。
一方、大坂はまだ25歳。最近は不振に苦しんだものの、子どもに自身のプレー姿を見せることが発奮材料に加わる可能性もある。