「大相撲初場所・６日目」（１３日、両国国技館）

　先場所で優勝争いに絡んだ関脇高安（田子ノ浦）が１３日、日本相撲協会に「右脛骨（けいこつ）近位端骨挫傷」のため「約３週間程度の安静治療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。昨年名古屋場所以来で通算１３度目。６日目の対戦相手の新小結若元春（荒汐）は不戦勝となる。

　ここまで１勝４敗。前日には新小結琴ノ若と対戦し、押し出しで敗れていた。右脛骨（けいこつ）近位端とは、右すねからつながる骨の膝下部分のこと。診断書には「１月１２日に試合中に右膝が内反し受傷」と記載されていた。

　また西前頭１２枚目の隠岐の海（八角）も休場。ここまでは５連敗だった。

　今場所の十両以上の休場者は、横綱照ノ富士、平幕逸ノ城、栃ノ心を含め５人となった。