高梨沙羅は9位 今季初の表彰台逃す「タイミングが遅れてしまった」
「ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯・個人第12戦」(13日、アリオンテック蔵王シャンツェ)
高梨沙羅(26)=クラレ=は合計210・6点で9位だった。1回目は95メートルで4位につけたが、2回目は89・5メートルで後退した。丸山希(北野建設)が212・3点で今季自己最高の8位に入った。19歳のアレクサンドリア・ルティトが98・5メートル、95メートルの240・3点でカナダのジャンプ女子で初めてW杯を制した。
今季初の表彰台を逃した。高梨は3位と僅差の好位置で迎えた2回目に踏み切りの「タイミングが遅れてしまった」という。K点(95メートル)の5・5メートル手前に着地して順位を落とし「悔やまれる」と唇をかんだ。蔵王は11季前に初めてW杯を制した「思い出が残る特別な場所」。「ホーム感が一番感じられる」というジャンプ台で実施される14日の団体、15日の個人第13戦で巻き返しを期す。