体操男子で東京五輪２冠の橋本大輝（２１）＝順大＝が１４日、千葉市内でアンバサダーを務める「ユメトコメキャンペーン」の千葉米贈呈式に出席し、今年の抱負に「けがをしないこと」を掲げた。

　昨年は世界選手権の直前に両手首を痛めるなど、万全でない状態で試合に臨むことが多かった。悔しさを残さないためにも、故障しないことが必要不可欠。その上で「最近もっときれいな体操がしたいと思うようになった。今年は完成度を上げて臨みたい」と、細部までこだわった演技を目標にする。

　既に世界選手権（９月開幕、アントワープ）の代表に内定している。個人総合での連覇がかかる大舞台へは、「団体でも金メダルをとって２冠したい」と頼もしく宣言した。