元アマ横綱・花田秀虎 NFL目指しチャンスつかむ!アイビーL戦へ意気込み
アメリカンフットボールの全日本選抜-アイビーリーグ選抜(22日、東京・国立競技場)に臨む全日本選抜は15日、川崎市内で練習を行った。2020年に全日本相撲選手権を制した元アマチュア横綱で、アメフトに転向したDL花田秀虎(21)は「1プレー出られるかどうかも分からないが、チャンスが来たときにいつでもつかめるように準備したい」と意気込んだ。
Xリーグの外国籍選手も含む全日本選抜での練習でも「フィジカル、当たりの面では全然問題ない」。一方で「相撲にはサインがなく自分の個の力で勝つことに重きを置く。アメフトは後ろにLBがいて、横(のDL)との連係も取らなければいけない」と経験不足を自覚する。
将来のNFL入りを目指し、昨夏から富士通や関東の強豪大学の練習に参加。10月には日体大も休学した。「試合では迷うことなく、悩むことなく思い切ってやりたい」。残り1週間で最善の準備をする。