女子駅伝の新星・中3ドルーリーに為末氏が、武井壮が、和田正人が感嘆「能力迸ってる」
15日に行われた全国都道府県対抗女子駅伝で、岡山3区で区間新記録をたたき出したドルーリー朱瑛里(しぇり)の走りに、シドニー五輪などに出場した400Mハードルの為末大氏、十種競技の武井壮、箱根駅伝を走った俳優の和田正人らが驚きの声を上げた。
ドルーリーは岡山代表の中学3年。主要大会での駅伝経験はなかったが、3区(3キロ)を担当し17人抜きの9分2秒で区間新記録を樹立。将来有望な選手に送られる「未来くん賞」を受賞した。父はカナダ人、母は日本人で、岡山県津山市の鶴山中の陸上部で、可憐な容姿がモデルのトリンドル玲奈に似ているとの声も上がっていた。
為末氏は、ドルーリーが走る映像のツイートを添付し「これはすごいな」と率直にコメント。武井も、NHK大阪の動画をアップし「能力が迸っている」と感嘆の声を挙げ「まるで400mでも走り始めるような動きでスタート、更に距離や疲労感への恐れを遥かに越えたメンタル、それを支える卓越したスタミナ、技術がある スター性のあるルックスも魅力 このまま伸び続けて欲しい超逸材、世界が見えるねえ」とエールだ。
和田もツイッターで「また凄い選手が現れたもんだ。3kmを9分2秒って。男子の僕の中学時代が9分25秒くらいだもんな」と、自分の中学時代よりも20秒近く速いとうなり「記録も凄いけど、あの走り方。中距離ランナーがそのまま長距離を走ってる感じ。いつか不破聖衣来選手との10000mの対決が観たいぜ」とつぶやいていた。