河辺愛菜 首位発進も「全然緊張しなかった」 フリーは盤石な演技で挑む
「全国高校選手権・フィギュアスケート」(16日、埼玉アイスアリーナ)
フィギュアスケートの全国高校選手権は16日、埼玉アイスアリーナで男女のショートプログラム(SP)が行われた。女子は北京五輪代表の河辺愛菜(18)=中京大中京高=が66・65点で首位発進した。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決め、流れに乗った。「全然緊張はしなかった」と笑った。
実は昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ・フィンランド大会から左足首を痛めていた。年末年始は右足で氷をつくフリップ、ルッツを中心に練習。「今はほとんど痛くない」と回復は順調だが、17日のフリーでは大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回避する。「小さなミスをなくしたい」と盤石な演技で挑む構えだ。