河辺愛菜が全国高校選手権初V「緊張したけどうまくまとめられた」春からは中京大進学
「全国高校選手権・フィギュアスケート」(17日、埼玉アイスアリーナ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位で北京五輪代表の河辺愛菜(18)=中京大中京高=がフリー127・36点、合計194・01点で初優勝した。「緊張したけどうまくまとめられた」と笑顔だった。
河辺は冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を降りると、小さなミスはありながらも演技をまとめきった。「練習でも調子が良かった。その分余裕を持って準備ができた」と笑顔。「(全国高校選手権は)1、2年は出られていなかった。最初で最後、優勝したい思いもあった」と、初のタイトルに充実感をにじませた。
昨年12月の全日本選手権は9位。「全日本選手権で失敗したフリップも決められた」と手応えもある。「全日本のリベンジがしたい思いも強かった。次に生かせると思う」と表情は明るい。
今後は国体に出場予定。春からは中京大に進学する。「悔いなく終わりたい」と、シーズン終盤へ意欲を燃やした。