川副 デビューから3場所連続勝ち越し「目指しているところはもっと上」
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「大相撲初場所・10日目」(17日、両国国技館)
幕下川副(宮城野)が大成龍(木瀬)を押し出して4勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。相手の突っ張りを下からあてがいながら力強く前に出て、危なげなく土俵外へ運んだ。
「考えていた立ち合いと違ったが、前に出る相撲が取れたのでよかった」と納得顔。「ガンガン前に出ないとチャンスも生まれないのはわかっている。こういう相撲を意識して、うっちゃりとかはないようにしていきたい」とテーマを掲げた。
2021年の学生横綱は、これで幕下15枚目格付け出しデビューから3場所連続の勝ち越し。「目指しているところはもっと上。十両、幕内、三役とか上を目指しているので、ここで負け越してはいられないという気持ち。次の相手に勝つことだけ考えて頑張ります」と気合を入れ直した。