北島康介氏が体験談交え選手に金言「(福岡・世界選手権)いい結果であれば、間違いなく五輪につながる」
競泳の北島康介杯(東京辰巳国際水泳場)は20日から本格的に始まる。19日は記者会見が行われ、21年東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)、同200メートルバタフライ銀メダルの本多灯(日大)、同代表の入江陵介(イトマン東進)が出席。今年は2024年パリ五輪の前年で、7月には福岡で世界選手権が開催される重要な1年。3選手が今大会を皮切りに新年をスタートさせる。
東京都水泳協会会長で04年アテネ五輪、08年北京五輪2大会連続平泳ぎ2冠の北島康介氏が、選手に金言を送った。自身は03年世界選手権で同2冠、07年大会でも同100メートルで銀メダル獲得と、五輪1年前のシーズンを弾みに夢舞台の結果につなげてきた。
今年の福岡の世界選手権に向けて「国内で国際大会をやるのは、海外で試合するのと違ったパワーを発揮するきっかけになる。ファンの応援を身近に感じられる機会。いい結果を残せたのであれば、間違いなく五輪につながる経験ができる。自分自身もそうだった」と体験談を交えながらエールを送った。