加藤組「気持ちで引かず」初戦突破 全豪本番も前哨戦Vの勢いそのまま

 「全豪オープンテニス」(19日、メルボルン)

 ダブルス1回戦で、女子は第16シードの加藤未唯(28)=ザイマックス、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組と内島萌夏(21)=安藤証券、王欣瑜(中国)組が勝った。男子は西岡良仁(ミキハウス)マクラクラン勉(イカイ)組がアルベルト・ラモス、ベルナベ・サパタミラリェス組(スペイン)にストレート勝ち。シングルス2回戦で男子は10度目の優勝を目指す第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が勝った。

 前哨戦優勝で勢いづいている加藤、スーチャディ組が初戦を突破した。第1セットをタイブレークでものにすると、第2セットで本来の機敏さが戻った。四大大会をシードで迎えたが「名前の横に数字がついているだけ」と全く意に介さない様子。シングルスでも活躍するコビニッチ(モンテネグロ)とクリスチャン(米国)のペアに対し「気持ちで引かずに打ち合えていた」とプレーの内容を喜んだ。

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