仲裁機構、日本水連に審理を要請 水球の日本選手権女子決勝を巡り
日本スポーツ仲裁機構は20日、試合後に秀明大クの決勝点が無効となった2021年の水球日本選手権女子決勝に関し、日本水連に「審理を行うことを期待する」と要請した。秀明大クの不服申し立てに応じなかった同水連の決定を「著しく合理性を欠く」として、取り消す判断を下した。
決勝点を認めるよう求めた秀明大クの訴えは、双方の仲裁合意が成立していないとして退けた。
試合では、終了の合図と同時に秀明大クが得点して13-12となったが、表彰式後に計時機器の不備を訴えた対戦相手の抗議を日本水連が認め、決勝点を取り消して両チーム優勝とした。