池江璃花子は3位「勝ち負けにこだわらず自分の目標をクリアしていく」北島康介杯女子100メートル自由形

 女子100メートル自由形予選後に電光掲示板を見つめる池江
 女子100メートル自由形予選で力泳する池江
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 「競泳・北島康介杯」(21日、東京辰巳国際水泳場)

 女子100メートル自由形決勝が行われ、東京五輪代表の池江璃花子(ルネサンス)は54秒95で3位だった。序盤から横一線のレースを繰り広げ、最後はタッチの差で競り負けた。ただ昨年のシーズン終盤からモチベーション維持に苦しんでいるだけに「54秒台を出すことが目標だった。クリアできたのはよかった。この状態にしてはいい泳ぎ」と前を向いた。

 今年は24年パリ五輪の前年。7月には福岡の世界選手権、その選考会は4月の日本選手権(4月4~9日、東京アクアティクスセンター)で行われる。今は焦らずに等身大の自分を見つめており、「勝ち負けにこだわらずに自分の目標をクリアしていくことが今の自分には必要なこと」。

 大会最終日22日は50メートル自由形と100メートルバタフライに出場する。「自分なりに一生懸命に泳げたら」と語った。

 優勝は池本凪沙(イトマン東京)で54秒67だった。

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