福士加代子さん、思い出の大阪国際女子マラソン“福士節”で初解説「たたかれること恐れずにいきたい」

 大阪国際女子マラソンで解説を務める福士加代子さん
 大阪国際女子マラソンで解説を務める福士加代子さん
 大阪国際女子マラソンの見どころを語る福士加代子さん
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 陸上の女子長距離で4大会連続五輪出場の福士加代子さん(40)が22日、大阪市内の関西テレビで大阪国際女子マラソン(29日、ヤンマーフィールド長居発着)の取材会に出席した。昨年、同大会と同時開催の大阪ハーフマラソンを最後に引退。同3月の名古屋ウィメンズマラソンに続き二度目の解説となる。

 初マラソン、二度の優勝、途中棄権など「苦い、痛い、面白い、楽しい、全部の感情を経験した大会」と思い出深い大阪での初解説は、有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさんら五輪メダリストとともに出演する。「温かい目で見守っていただけたら」と手探りの状況だが、「たたかれることを恐れずにいきたい」と現役時代から変わらぬ率直な“福士節”も生かすつもりだ。

 大会の見どころについては、来年のパリ五輪の日本代表選考会となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月、東京)への出場を決めており、現役時代はチームメートでもあった安藤友香(ワコール)について「見た目(フォーム)が変わった。柔らかくなって、腕が振れるようになった」と期待。また、佐藤早也伽(積水化学)、上杉真穂(スターツ)らの名前を挙げて、「ペースメーカーについて外国人は自己記録を狙うだろう。(日本選手も)19分台が見えると思う」と高速レースを期待していた。

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