池江璃花子が1位通過 北島康介杯、女子100mバタフライ
「競泳・北島康介杯」(22日、東京辰巳国際水泳場)
女子100メートルバタフライ予選が行われた。東京五輪代表の池江璃花子(22)=ルネサンス=が58秒92。全体1位で午後の決勝に駒を進めた。持ち前の大きな泳ぎで前半からリードを奪うと、そのまま逃げ切った。ゴール後は電光掲示板を見つめ、張り詰めた表情を少し緩めていた。
昨年シーズン終盤からモチベーション維持に苦しんでおり、泳ぎ込んでも結果が追いつかない、もどかしい日々が続いている。今は焦らずに自分のペースで選考会(東京アクアティクスセンター)に合わせていく考え。21日に行われた100メートル自由形のレース後は「勝ち負けにこだわらずに自分の目標をクリアしていくことが今の自分には必要。(22日は)自分なりに一生懸命に泳げたら」と語っていた。
また女子100メートルバタフライ予選の約1時間後には50メートル自由形予選にも出場。26秒08をマークし、全体6位で通過した。