“日本一速い監督”アンカー上野の激走で長野が最多9回目のV 全国都道府県対抗男子駅伝

 1着でフィニッシュする長野7区の上野裕一郎(撮影・北村雅宏)
 スタートする兵庫1区の長嶋幸宝(中央)=撮影・北村雅宏
 スタートする兵庫1区の長嶋幸宝(中央右)と広島1区の村上響(左)=撮影・北村雅宏
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 「全国都道府県対抗男子駅伝」(22日、広島市平和記念公園前発着)

 7区間48キロで行われ、長野が2時間17分10秒(速報値)で最多9回目の優勝を果たした。

 高校生区間の1区(7キロ)は兵庫の長嶋幸宝(西脇工)が、従来の記録を7秒更新する19分39秒の区間新記録でトップに立った。

 中学生区間の2区(3キロ)は、兵庫の新妻遼己(平岡中)が区間記録に3秒と迫る8分17秒で2位の京都に26秒差をつけた。

 大学生・社会人区間の3区(8・5キロ)では、京都の佐藤圭汰(駒大)が残り500メートルを切って兵庫をとらえ、先頭に立った。

 高校生区間の4区(5キロ)は、長野の山口竣平(佐久長聖)が従来の記録を5秒塗り替える14分2秒の区間新記録をマークし、先頭でたすきを渡した。

 高校生区間の5区(8・5キロ)は、長野の5000メートル高校日本記録保持者・吉岡大翔(佐久長聖)が、従来の記録を3秒更新する23分52秒の区間新記録で先頭をキープした。

 長野は中学生区間の6区(3キロ)も首位を守り、大学生・社会人区間となる長野の最終7区(13キロ)を務めた立大監督の37歳、上野裕一郎(セントポールク)に、2位と49秒差をつけて、たすきをつないだ。

 上野は2、3日の東京箱根間往復大学駅伝競走で立大を55年ぶりの出場に導いた。“日本一速い監督”と称され、今大会は東京からを含めて11回目の出場。アンカーとして10回、14回、22回と3回、優勝のゴールテープを切っていた。

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