リーグワン トヨタ63失点の完敗 4連敗でヘリングHC「ロッカールームの雰囲気も非常に残念」
「ラグビー・リーグワン、BL東京63-25トヨタ」(22日、秩父宮ラグビー場)
トヨタはBL東京に完敗し、開幕戦の勝利以降勝ちなしで4連敗となった。試合後の記者会見でベン・ヘリング・ヘッドコーチ(HC)は「かなり残念な気持ちです。今まで練習でやってきたことが体現できなかった。タックルミスが非常に多かった。ロッカールームの雰囲気も非常に残念な雰囲気です」と振り返った。
前半4分にWTB高橋汰地が先制トライを決めたが、あっさりと逆転を許した。後半には4連続トライを奪われるなど計8トライを決められ63失点と大敗した。トップリーグラストシーズンには3位に入り、リーグワン初年度の昨季はシーズン終盤まで上位4チームによるプレーオフ進出争いをするなど実力は確かなはずだったが勝ちきれない試合が続いている。
ゲームキャプテンを務めたフランカーのピーターステフ・デュトイは「自分も非常に残念な気持ちです。フィジカルで相手に上回られた。東芝(BL東京)さんはディフェンスでもアタックでも両方とも強かった。むこうの方がハングリー精神があったということ、情熱とプライドがあったと思う」と負けを認めるしかなかった。