3度目V貴景勝、来場所綱とりへ 協会理事長も評価

 大相撲の大関貴景勝が初場所千秋楽の22日、12勝3敗で3度目の優勝を果たし、春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)で横綱昇進に挑むことになった。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「最高の評価でしょう。相当なプレッシャーがある中で価値がある」と一人大関での制覇をたたえた。

 相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の推薦内規には「2場所連続優勝か、それに準ずる好成績」とある。横審は先場所優勝同点の12勝の貴景勝について、今場所は高い成績での優勝なら昇進の話題が浮上する可能性を示していた。

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