青山修子&柴原瑛菜ペア 3年連続8強入り 難敵撃破に柴原「積極的にプレーしようと」
「テニス・全豪オープン」(23日、メルボルン)
女子ダブルス3回戦で前回大会4強の第10シード、青山修子(35)=近藤乳業、柴原瑛菜(24)=橋本総業=組がエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)とロシア出身のアナスタシア・パブリュチェンコワのペアを破り、3年連続で準々決勝に進出した。第16シードの加藤未唯(ザイマックス)アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組は第2シードのコリ・ガウフ、ジェシカ・ペグラ組(米国)に敗れた。混合ダブルスの二宮真琴(エディオン)アリエル・ベアル(ウルグアイ)組は2回戦で敗退した。
果敢に前に出て難敵を倒した。青山、柴原組は3年連続の8強入り。柴原は「プレッシャーをかけ、積極的にプレーしようと思い、全体的にそれができた」と声を弾ませた。
昨年のウィンブルドンのシングルス女王、ルバキナの強力サーブにも踏み込んでいった。第1セットの第5ゲームで最初にブレークし、流れを呼び込んだ。最後は2人交互に難しいボレーを拾ってミスを誘い、タイブレークをものにした。
今大会の前哨戦2大会は3試合で1勝と好結果が出なかった。青山は「2人でポイントを取るプレーが増えてきている」と手応えを口にした。