張本智和&早田ひなペアがV2 混合ダブルスは“はりひな”黄金時代「パリで金メダルを」

 混合ダブルスで2連覇した張本智和(右)&早田ひなペア(撮影・佐々木彰尚)
 混合ダブルスで2連覇を決めた張本智和(右)&早田ひなペア(撮影・佐々木彰尚)
 混合ダブルスで2連覇を決めた張本智和(右)&早田ひなペア(撮影・佐々木彰尚)
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 「卓球・全日本選手権」(26日、東京体育館)

 混合ダブルス決勝が行われ、前回王者で世界選手権(5月、ダーバン)代表の張本智和(19)=IMG、早田ひな(22)=日本生命=組が、田中佑汰(愛知工大)、田中千秋(豊田自動織機)の姉弟ペアを3-0のストレートで下し、2連覇を達成した。

 今大会お互いに初の3冠も見据える男女のエース格同士による黄金ペアが、圧巻の強さでまずは1冠目を手にした。世界トップをうかがう張本の技術と、その張本に「男子ダブルスを組んでいるよう」と言わしめた強打を誇る早田は、ペアとしての成熟度も深化。決勝も息の合ったプレーで相手に付けいる隙を与えず頂点へ駆け上がった。

 張本は「苦しい試合を乗り切って優勝できたのでうれしい」と胸を張り、早田は「今回は1回戦からすごくいい状態で試合できた。また今回(張本と)組んで2連覇を達成できてうれしい」と声を弾ませた。

 混合ダブルスは、東京五輪で金メダルを獲得した水谷隼さん(パートナーは伊藤美誠)が引退。18~20年全日本選手権3連覇の伊藤・森薗政崇ペアも出場しておらず、24年パリ五輪に向けて“はりひな”ペア黄金時代に突入しそうだ。

 張本は「パリ五輪の混合ダブルスの金メダルを目指しているので、来年以降も(全日本選手権に)出たい」と意欲。早田も「東京五輪で水谷選手と伊藤選手が金メダルを取って、次はパリ五輪で私たちが日本の優勝を受け継げるように頑張りたい」と力を込めた。

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