ブレイクダンス 半井3連覇へ「ワクワク」 湯浅は2大会ぶりVへ「自分らしく」
2024年パリ五輪の新競技、ブレイクダンスの全日本選手権(2月18、19日、代々木第二体育館)の概要が27日、都内で発表された。昨年の世界選手権男子準優勝の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX、20)は「楽しみな気持ちが強い。ワクワクしている」と3連覇へ向けて武者震い。今年は世界選手権(9月23~24日、ベルギー)で優勝すれば、夢舞台への切符が獲得できる勝負の1年。「自分らしくという部分を大事にしていきたい」と意気込んだ。
昨年の世界選手権女王、湯浅亜実(ダンサー名・AMI)は2大会ぶりの優勝へ向けて「ベストを尽くしたいし、自分らしく楽しく踊りたいのが一番」と力を込めた。ブレイクダンスを通して新しい国や文化に触れることが大好きな24歳。パリ五輪もその一つで「新しいことを経験して考えや踊りが変わることがある。オリンピックは今までなかったから特別。その経験を自分が死ぬまでにできたら最高」と笑顔で夢舞台出場を思い描いた。