リーグワン・神戸が3連敗、シンビンで相手3人減も生かせず ホルテンHC「何も言い訳できることはない」
「ラグビー・リーグワン、神戸21-38トヨタ」(28日、神戸ユニバー記念競技場)
神戸が本拠地でトヨタに敗れ、3連敗で通算2勝4敗とした。トヨタは4連敗でストップし、通算2勝4敗。
神戸は前半、相手をノートライに抑えて14-9で折り返したが、後半2分の同点トライを皮切りに、一気に4トライを許すなど崩れた。相手のシンビン(一時退場)で最多3人上回る状態もあったが、相手が2人減の試合終了間際にも5トライ目を奪われた。
ニコラス・ホルテン・ヘッドコーチは試合後、「何も言い訳できることはない。後半は特にトヨタの方が気持ちが強かった」と落胆を隠せず。タックルミスなどを敗因に挙げた上で、目指すプレーオフへ「間違いなくいい状況ではない。いい練習ができている時もあるが、試合の80分でそれが出し切れているかというと、そうではない」と課題を掲げた。
また、ゲーム主将を務めたフランカー、マルセル・クッツェー(31)は「戦う中で(気持ちが)緩む瞬間をつくってはダメ。それを後半の最初10分につくってしまった」と反省。「選手はもっと自己責任を感じないといけない。コーチができること、システムの落とし込みなどはあるが、それを一人一人やりきれるかどうか。自分たちが修正しないといけない」と、気持ちを奮い立たせた。