「これは涙腺崩壊ですね」元白鵬の6歳末娘が感動スピーチ 断髪式の父へ「お父様、前より優しい顔をしています」
2021年の大相撲秋場所後に現役を引退した元横綱白鵬の宮城野親方の引退相撲が28日、東京・両国国技館で開催された。
涙の断髪式を終えた宮城野親方を待っていたのは、愛する家族からの労いだった。花束贈呈の後、三女の末娘、真結羽ちゃん(6)が土俵下から父を見上げてマイクを握った。手紙を読むことなく暗記した思いを伝えると、歓声と大きな拍手が。最後に「大勢の皆様、お父様の断髪式におこしいただいて、ありがとうございました」とあいさつすると、また大きな拍手が起こった。宮城野親方は穏やかな笑みを浮かべ、愛娘とグータッチを交わした。
このスピーチの様子はSNSで動画などでも拡散され、話題に。「これは涙腺崩壊ですね」、「ジーンときた」、「泣けた」、「立派なご挨拶ですね」などの声が寄せられた。
真結羽ちゃんのメッセージは以下。
「お父様、現役生活お疲れ様でした。最後のお相撲のことははっきりと覚えています。あの時のお父様は誰よりもかっこよくて、誰よりも輝いていました。
今、目の前に立っているお父様はまげがないから、ちょっと不思議だけれども前より優しい顔をしています。前はまげがあって頭を触れなかったけれども、もうまげがないからお父様が頭をなでなでしてくれた分、わたしがお父様の頭をい~っぱいなでなでしてあげます。
世界で一番、優しくてかっこいいお父様でいてください。世界で一番愛してるよ。
大勢の皆様、お父様の断髪式におこしいただいて、ありがとうございました」