世界選手権代表の友野一希が首位発進 2位に山本草太 35歳織田信成は12位 冬季国体・成年男子SP
「国体冬季大会・フィギュアスケート」(29日、フラット八戸)
成年男子ショートプログラム(SP)が行われ、3月の世界選手権(さいたま)代表の友野一希(大阪・上野芝ク)が82・50点で首位発進した。冒頭の4回転トーループ-2回転トーループはしっかりと着氷。続く4回転サルコーは転倒に終わり「SPのサルコーは苦手意識がある。フリーは気負わず、世界選手権につながる演技を」と話した。
同代表の山本草太(愛知・中京大)は、82・12点で2位。後半のトリプルアクセルが1回転になり「悔しい。明日また全力をぶつけられたら」と話した。佐藤駿(埼玉・明大)は、冒頭で4回転フリップに挑むも決めきれず、77・92点で4位。
9年ぶりに現役復帰した2010年バンクーバー五輪代表の織田信成(35)=大阪・大阪ク=はトリプルアクセルで転倒するなど得点が伸びず、62・57点で12位につけた。