元白鵬の紗代子夫人が生放送で涙 断髪式一夜明け 6歳末娘の感動スピーチ舞台裏も明かす
元横綱白鵬の宮城野親方が29日、テレビ東京系「ありがとう大横綱白鵬 栄光の土俵人生20年 感動の引退相撲を一挙公開!」に生出演した。
宮城野親方は2021年の大相撲秋場所後に現役を引退し、前日28日に両国国技館で断髪式を開催した。
番組には大横綱を支え続けてきた紗代子夫人も出演。「国技館に着きまして、こんなにたくさんの方に応援していただいたという思いが、こみ上げてきました。(断髪式は)嬉しい気持ち、さみしい気持ちが半分半分で見ておりました」とうなずいた。
断髪式を終えると、涙が止まらず、花束贈呈では「お疲れ様でした」と伝えるのがやっとだったという。一夜明け、「映像で見たのが初めて。またちょっと気持ちがこみ上げて…」と涙ぐんだ。
前日の断髪式には豪華な来賓、三女・真結羽ちゃん(6)のスピーチなどでファンの感動を呼んだ。紗代子夫人は真結羽ちゃんのスピーチの舞台裏について明かし、「2日前くらいに言葉を考えて、自分で考えて自分で覚えて、自分の言葉で伝えたい、と」と振り返った。宮城野親方は「手紙をなくしたかと心配した。覚えてきたんですよね」と笑い、「素晴らしいね、ってメールたくさん来ましたね」と多くの反響があったことも明かした。
白鵬は十両時代、紗代子さんと大阪で出会い、07年に約3年の交際を経て結婚。当時、紗代子さんは22歳の女子大生で、白鵬の番付は大関だった。
4人の母となり、大横綱を支え続けてきた夫人。今後に向けて、おかみさんとして「みんな、本当の親子のようになっていきたい」と抱負も口にした。