川村あんり W杯3連勝!デュアルモーグルの苦手意識を払拭「自信を持って滑れる」
「フリースタイルスキー・W杯モーグル」(28日、バルサンコム)
デュアルモーグル形式で行われ、女子で川村あんり(18)=東京・日体大桜華高=が優勝した。今季初勝利を挙げた昨年12月の第5戦から3連勝で、通算6勝目。男子で北京五輪銅メダルの堀島行真(トヨタ自動車)は8位。北京五輪王者のバルテル・バルベリ(スウェーデン)が制した。デュアルモーグルは2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪から実施種目となる。
川村は洗練されたターンで力強く勝ち上がり、自身初の連勝を3に伸ばした。1人で滑るモーグルに比べ、1対1の対戦形式で競うデュアルモーグルは相手を意識して不得手としてきた。しかし、今季は3戦で2勝を挙げ、2位が1度。2026年五輪の新種目へ「かなり自信を持って滑れるようになった」と苦手意識を払拭した感がある。