ロコ・ソラーレが北海道銀行に6-8逆転負け 藤沢転倒の“アクシデント”に「厄年全開でした」
「カーリング・日本選手権」(30日、アドヴィックス常呂カーリングホール)
女子1次リーグが行われ、北京五輪銀メダルで2連覇を狙うロコ・ソラーレが前回3位の北海道銀行に6-8で逆転負けを喫した。
ロコ・ソラーレは第2エンドで1点を先制。第3エンドは不利な先攻で2点をスチールし、序盤からリードを奪った。
第4エンドではまさかの“アクシデント”に見舞われた。スキップの藤沢五月が投石直前に左足を滑らせて転倒。何とか石は投げ、相手の石に当てたが、これにはチームも大爆笑。藤沢はNHKの中継カメラに向かって右手で“ごめんなさい”のポーズをとった。ただ、このエンドでは北海道銀行に3点を許した。
3-3で迎えた第6エンド、ロコ・ソラーレは1点を追加したが、第7エンドで北海道銀行に2点を許し、4-5と追う展開となった。ロコ・ソラーレは第8エンドで1点のスチールを許したが、第9エンドは藤沢が最終投をきっちり決めて2点を奪い返し、6-6とした。最終第10エンドで、北海道銀行に2点を許し、6-8で決着した。
藤沢は「チャンスは作れていたんですけど、それをものにできなかった。負けてはしまったんですけど、そこまで大きなミスがあったかというと、もうちょっとショットのチョイスを変えるべきだったかなと。技術よりは工夫すれば良かった」と振り返った。若手の北海道銀行には「私たちも吸収しないといけない。ベテランという立場なのか分からないですけど、年齢も関係ない。次はいい試合をしたい」と刺激を受けていた。
藤沢は、自身の転倒については、「全然大丈夫です。ごめんなさい。左足が思ったより入らなくて、普通にこけました。厄年全開いってしまいました」と笑って振り返った。
ロコ・ソラーレは初戦のSC軽井沢戦を15-4で圧勝。2戦目となったチーム広島戦も18-0で圧勝している。次戦は31日13時30分から青森CAと戦う。