坂本花織が圧巻V SP、フリー、合計全てで“今季世界最高”に「引き続きビックリ」
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「国体冬季大会・フィギュアスケート」(31日、フラット八戸)
成年女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の坂本花織(兵庫・シスメックス)がフリー157・13点、合計238・63点で優勝した。国内大会のためISU非公認ながら、ISU公認大会における今季世界最高得点をマーク。自己ベスト(フリー155・77点、合計236・09点)も上回る高得点で、場内を沸かせた。
冒頭のダブルアクセルに始まり、全ての要素を加点が付く出来栄えで成功。スピンやステップも最高評価のレベル4を獲得した。軸がやや斜めになるジャンプこそあったが、貫禄の演技で魅了した。
得点には「SPに引き続きビックリ」といい「(3月の)世界選手権でも出せるようにしたい」と意気込み。「練習で自信をつけてこそ本番でしっかりできると思う。これだけ練習したから大丈夫って思えるまでやり込めたら」と力を込めた。